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2022.07.21

【声優のトリオ座談会をネットで公開】月刊ブシロード 5月号に掲載された第2弾 小島菜々恵さん、鈴木愛奈さん、小山百代さんによるシンリャクシャの座談会の模様を特別公開!

TVアニメ『てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!』に登場する5組のお笑いトリオのキャスト3人が、座談会を開催する5ヶ月連続企画。今回は北海道代表「シンリャクシャ」の登場だ!!

シンリャクシャは3人とも北海道出身!

――てっぺんっ座談会にお集まりいただき、ありがとうございます。「シンリャクシャ」は北海道代表とのことですが、みなさんも北海道出身でしょうか?

鈴木愛奈(以降、鈴木):私は北海道千歳市出身で、生まれてから高校卒業して上京するまで、ずっと千歳で育ってきました。

小島菜々恵(以降、小島):私は札幌市出身です。函館とか小樽にもいたんですけど、基本は札幌にずーっとですね。上京したのが去年の3月なので…。

小山百代(以降、小山):去年!? まだ1年ぐらいなの?

鈴木:「東京はどうですか?」って聞きたくなっちゃう(笑)。

小島:とにかく人がすごく多くて、ビックリしました…。

小山:私も生まれたときから札幌で、20歳までいました。

――北海道は広いですが、地域差はあるんですか?

小山:札幌と千歳はそんなに遠くないですよね?

鈴木:はい。大体快速で30分、通常で50分くらいですね。

小山:北海道の中だと、札幌が1番都会ですね。「リトル東京」なんて言われてますし。

鈴木:千歳にも空港があるので、札幌から東京に戻るときは、必ず千歳を経由しなくちゃいけないんですよね。

――ちなみに鈴木さんは本作がデビュー作になるとか?

小島:そうなんです!先輩方から、ぜひアドバイスをよろしくお願いします!

2人:いやいやいやいや(笑)。

小山:でも、私は同じ札幌なので、小島さんとちょっと縁があって…。私とお芝居をしていた後輩が、小島さんと大学の同級生だったのです。

小島:そうなんです!

鈴木:素敵なご縁♪

――今回のアニメは、キャストのみなさんに方言監修をお任せしているそうですが?

鈴木:これまでお仕事で、あんまり北海道の言葉でしゃべる機会がなかったし、実はそんなに訛りも強くないんですよね。

小島:海沿いは訛りが強くなるんですけど、千歳とか札幌はほぼ標準語なんです。

鈴木:イントネーションは「頭高」になりがちなんですけど。

小山:アニメの台本がわりと標準語に書かれているので、アフレコの休憩中に、どう変えたら北海道らしくなるか、みんなで相談したりしていますね。「そしたら」「じゃあ」の代わりに「したっけ」とか。

鈴木:語尾に「だべ」「だべさ」「さ」を付け足したり。

小山:沖縄の「~さ」と北海道の「~さ」は違うんですよ。

鈴木:「~だべさー」「行ったさ」「どこ行ったさ」って、平坦なイメージですかね?

小島:あ~、わかる(笑)。

――標準語だと思ってた北海道弁とかはありましたか?

小山:いっぱいありますね。

鈴木:「おささる」!

小島:あ~、「おささる」!

小山:キーボードのボタンを間違えて肘で押しちゃった~、みたいなことを「押ささっちゃった」って言うんです。

鈴木:「押しちゃった」だとワザとみたいに聞こえるけど、ワザとじゃなくて「あ、ごめん、押ささっちゃった」みたいな。

小山:些細な違いですごく便利なのに、伝わらないんです。

 

好きな芸人さんは3人バラバラ個性的

――今回はお笑いの頂点を目指す物語ですが、みなさんの好きなお笑い芸人さんは?

鈴木:私は、最近すごくハマっているのが、なかやまきんに君!

2人:(笑)

鈴木:CMとかでも人気ですけど、私の中でまたブームが来ちゃって…。誰も傷つけないお笑いが最高だなって。

小山:じわじわ来ますよね。

小島:「パワー! ヤー!」って。

鈴木:あとは、くまだまさしさんとか(笑)。ああいう芸風が好きで笑っちゃうんですよね。

小山:肉体派だ(笑)。

鈴木:ネタだと、陣内(智則)さんとか、ミルクボーイさんとかも好きですね。

小島:私は最近だと、吉本の男女コンビなんですけど、エレガント人生さん!YouTubeをめっちゃ観てます。

小山:(スマホを観ながら)…あ、知ってる! こないだ友達に勧められて、動画を観ました!

小島:観ました? やったー! 男女の強みを活かしたカップル設定のコントを繰り広げるんですけど、それがまぁなんともリアリティがあって、間の取り方といい、絶妙なんですよ。実際はいないけど、こういう人いるいる~って! 全部面白いんで、ぜひ動画を観てください!!

小山:私はコンビだと、蛙亭さんの独特な空気感がめちゃくちゃ好きで、最近バラエティ番組にもよく出ていて嬉しいです。あとピン芸人だと、西村ヒロチョさん!ヒロチョさんはもうずっと好きで、ロマンティックな歴史上の人物のネタがあるんですけど、高校生の頃は夜な夜な観てましたね。

小島:聞いたことない…。

鈴木:うん、気になる~。

小山:もしかしたら、ロマンティックグーチョキパーとかだったら聞いたことあるかも。(と、2人にスマホで動画を見せる)

鈴木:…見たことあります!

小島: あー! 知ってます!!

――3人とも、好きな芸人さんの系統が全然違いますね(笑)。みなさんでトリオ漫才をやるとしたら、どうでしょうか?

小山:私が演じるちほりは、キャラとしてはツッコんでます。独特のテンポ感で。でもそもそもがボケなんです。

2人:(笑)

鈴木:もねは…キレキレのボケですかね? ツッコんでそうで、言ってることはボケてるみたいな。絶妙な立ち位置にいますね。

鈴木:ゆいなはツッコんでるイメージがあるけど、両刀なのかな? 2人の個性が強いので、頭を悩ませてたり、振り回されてるようなキャラクターですね。

鈴木:本人としてやるとしたら…、私はボケとしか言われたことがないので。

小島:私も、どちらかと言われたら、ボケですかね?

小山:私は時と場合によるかも。でもボケが2人になっちゃったので、ツッコミます!

3人:(笑)

 

3人が演じるキャラと作品の見どころ

――改めて、ご自身のキャラクターと作品の見どころについて、教えてください。

小山:ちほりは言えないことも多いんですけど…。地元・北海道代表っていうのがすごく嬉しくて、みんな上京しても地元が大好きな気持ちは変わらないので、キャラクターを通してそれが伝わればいいなと思います。シンリャクシャはかなり特殊な3人組なので、きっとクセになるんじゃないかな? ぜひ『てっぺんっ』を楽しんでいただきつつ、シンリャクシャを推してください。よろしくお願いします!

鈴木:もねはヘルメットみたいなのを被っていて、最初の印象は「不思議ちゃんかな?」って思われるかもしれませんが、この可愛らしい見た目からどういう言葉を発せられるのか、楽しみに待っていてください。他にもキャラクターがたくさんいて、個性のぶつかり合いがあります。シンリャクシャだけじゃなくて、他のトリオとのカラミも楽しんでほしいです!

小島:いろんな地方の女の子が出てきて、各地方の小ネタが散りばめられています。私自身が去年上京してきたばかりなので、地元を離れた学生さんとか社会人の方が観て、「地元が出てる」「わかるわかる」とか、懐かしんでいただけたら。ゆいなは個性の強い2人に挟まれて、シーソーの間にいるみたいな心持ちで演じました。でもたまに爆発や暴走するカワイイので、見ていただけたら嬉しいです。

 

 

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小島奈々恵

ジャストプロ所属、北海道出身。特技は声楽(オペラ)、イラストを描くこと、水泳、スキー。

 

鈴木愛奈

IAMエージェンシー所属、北海道出身。『ラブライブ!サンシャイン!!』の小原鞠莉役など。

 

小山百代

スターダストプロモーション所属、北海道出身。『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』愛城華恋役など。

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