TVアニメ『てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!』に登場する5組のお笑いトリオのキャスト3人が、順次座談会を開催していく5ヶ月連続企画。初回は東海代表の「セレブリ茶」だ!!
地方色豊かな方言はキャストにお任せ!
――『てっぺんっ!!!』アニメ化記念の座談会にお集まりいただきありがとうございます。「セレブリ茶」は東海代表のとのことですが、みなさんのご出身も東海なんでしょうか?
若井友希(以降、若井):私は生まれも育ちも純岐阜で、高校卒業する18歳まで岐阜でした。
北守さいか(以降、北守):私は愛知県の名古屋市出身で、小学校6年までいて、中学高校は東京、そのあと九州に。各所に移動してる感じです(笑)。
小原莉子(以降、小原):私も生まれも育ちも岐阜県出身で、高校卒業する18歳までいました。しかも若井さんと近い、岐阜の下のほうなんです(笑)。
若井:岐阜って、上のほうが飛騨で、下のほうが美濃で、全然違うんですよ。上が観光地として栄えてるから、下は勝手に劣等感を持ったりして(笑)。
――今回のアニメは、キャストのみなさんに方言監修をお任せしていると聞きましたが…?
小原:そうなんです。セレブリ茶の場合は、みんな超お金持ちなんですけど、私が演じるまこだけダントツで方言をしゃべるんですよ。でも愛知と岐阜の言葉ってやっぱり違うので、このメンバー唯一の愛知出身の北守さんにご指導ご鞭撻をいただいて…。
北守:収録前に連絡を取り合って確認するんですけど、微妙に違うんですよね。感覚的なものなので、少しずつ語尾を変えてもらったりして…。逆に私が演じるさえかは完璧なセレブなので、全然方言をしゃべらないんです。その分をまこに託してるというか(笑)。だから、まこの演技が楽しみなんです。
若井:私は方言でアフレコできるのが嬉しすぎて、最初めちゃめちゃ訛ったんですよ。そしたら監督から「セレブ感がない」って言われちゃって(笑)。ひかりもお嬢様なので、ほどよく方言を入れることになりました。岐阜のほうが関西弁に近いんですけど、意外と名古屋弁が難しいなって思いながらやってます。
――なるほど、エリアが近くても方言は微妙に違うんですね。他にも地元あるあるで盛り上がったりするんですか?
若井:なんだっけ、「でら」の言い方の違い!
小原:「でら」の違いはありますね。「すごい」とか「とても」って意味で普通は「でら」だけど、強調したいときに私は長くする。「これ、で~~~~ら美味しいわ!」って(笑)。
若井:私の場合は、「でら」を強調するときは「でれ」、その先の1番強いときは「どら」!!
3人:(笑)
北守:私は小原さん寄りで、強調するときは「で~~ら」って伸ばすイメージですね。あれ、でも何話かでまこが「どえりゃあ大変」って言ってたような…。
小原:じゃあそれは、観てのお楽しみ~ということで(笑)。
3人が好きなお笑い芸人さんは?
――今回はお笑いの頂点を目指す物語ですが、キャストのみなさんもお笑い好きだとか…?
北守:私はもともとTVをあんまり観てなくて、YouTube派なんですけど、ジャルジャルさんが大好きで…。動画を毎日投稿してくださるので、プレミア公開の時間まで待機してます!
若井:えー、すごーい!
北守:毎日観てて、同じコントも何回も観まくってますね。最近はリモート面接のコントで…。
若井:知ってる!上から撮ってて、絶対寝転んでるヤツだ!
小原:あの…私も実は、ジャルジャルさん好きなんですけど。
2人:あー!(笑)
小原:そう、だから、違う芸人さんも考えてて…。昨日観た動画なんですけど、メチャメチャ面白くて…なんだっけ。生徒のお父さんかと思って挨拶したら、生徒だったってシリーズ!
北守:あっ! 私も昨日観ました! ジェラードンさん!!
若井:待って! 私もジェラードンさん1番好きなんですけど!!
2人:あー!!(笑)
北守:すごいかぶってきた!
小原:(動画を見ながら)これこれ、面白かった!
若井:ジェラードンさんだと、あとレーザーポインターで命狙われているヤツがオススメ!
小原:え、なにそれ!(笑)
北守:ジェラードン初心者なので、教えてほしいです。
若井:去年のKOC決勝にも出てて、世間に知られちゃうと思って、寂しかったです…。でも私は好きな芸人さんがいっぱいいて、Yes!アキトさん!
2人:?
若井:『さんまのお笑い向上委員会』のモニタ横で出てらした、一発ギャグが面白いピン芸人さんです。あとはヤジマリー。さんも。昔から変わったタイプが好きなんですよ。なかやまきんに君さんとかZAZYさんとかも好きで。最近だと金の国さんとか…マニアックかもです(笑)。
――てっぺんのイベントで、チームYが漫才を披露していますが、この3人でも実際に漫才を~となったらどうでしょう?
若井:私はやりたいです。
小原:私もやりたいです!
北守:私も経験がないのでやってみたいです、でも台本書けって言われたらヤバいかも…。
若井:たしかに。
小原:誰も書けない。
3人:(笑)
若井:でも芸人さんが台本を書いてくださったりして、それを演じるのは夢かもしれない。キャラとしても本人としても。
小原:本人としてやるとしたら、私は完全ボケですね。そもそもツッコめないし、間がわからないので…。
若井:トリオって難しいですよね。それでいうと、私…ツッコミかもしれない。
小原:絶対できると思う(笑)。
北守:たしかに。私は…両刀な感じはする。いい感じの塩梅で、ボケ寄りのボケみたいな。トリオ芸人さんのネタを見まくって、勉強するしかないですね。
若井:アニメのキャラでも、私、ひかりがツッコミで…。
小原:まことさえかが、それぞれ違ったボケなので…。
北守:本人とキャラの役割が合ってますね(笑)。
3人が演じるキャラと作品の見どころ
――改めて、ご自身のキャラクターと作品の見どころについて、教えてください。
北守:さえかは財閥の令嬢で、この3人の中でも1番セレブなキャラです。方言もしゃべらないんですが、ボケるときは思いっきりボケる、思いっきり演技することで、面白さを出せたらいいなと思ってます。たくさんの女の子がいるなかで、キャラのゴージャスさも他のチームとは違いますし、てっぺんグランプリを目指してJK生活を謳歌していますので、ぜひ楽しんで観ていただけたらと思います。
小原:私が演じるのはまこは、セレブ志向が強い女の子です。さえかと光に挟まれた中で、まこなりの田舎娘っぽさも彼女の個性かなと思っています。わりとマイペースなセンター(さえか)を中心に、セレブリ茶らしいボケ・ツッコミの世界を作っていけたら嬉しいです。他の女の子たちもめちゃくちゃ個性的なので、ぜひ推しのトリオを見つけていただければ。その際はぜひ、私たちセレブリ茶の応援をよろしくお願いします!
若井:ひかりはセレブリ茶の中では、自由な2人をまとめる役割の女の子です。セレブというよりお嬢様に近くて、庶民の心を知ってるからこそ、ちょっと方言が出ちゃうみたいな。セレブリ茶だけでもなかなかクセが強いですが(笑)、女の子たちがみんなめちゃくちゃかわいくて、誰推そうってなりますね。こんな女の子たちがどんな青春を謳歌して誰がてっぺんを獲るのかを、ぜひ注目していただきたいなと思います。
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若井友希
81プロデュース所属、岐阜県出身。アイドルユニット「i☆Ris」のメンバーとしても活動中。
北守さえか
Digital Double所属、愛知県出身。『プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~』鷺沼梨子役など。
小原莉子
オブジェクト所属、岐阜県出身。『BanG Dream!』朝日六花役、RAISE A SUILENのギタリスト。
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