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2022.08.25

【声優のトリオ座談会をネットで公開】月刊ブシロード 8月号に掲載された第5弾愛美さん、伊藤彩沙さん、佐々木未来さんによるヤングワイワイの座談会の模様を特別公開!

TVアニメ『てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!』に登場する5組のお笑いトリオのキャスト3人が、座談会を開催する5ヶ月連続企画。ラストを飾るのは、我らが「ヤングワイワイ」。拡大版でお届けだー!!

TVアニメ放送開始!

ようやく言えて…幸せ

――てっぺんっ座談会ラストは「ヤングワイワイ」のみなさんです。さぁついに、TVアニメ第1話が7月2日に放送されましたが、いかがでしたか?

愛美:もちろん観ました―。まず視聴者のみなさんがビックリしたんじゃないかなー?

佐々木未来(以降、未来):そうだよね、私たちも「絶対に言っちゃダメですよ!!」って、口止めされてたし…。

伊藤彩沙(以降、彩沙):ね、私たち、ずーっと言うのを我慢してましたから。

愛美:『てっぺんっ!!!』が漫画からテイストがガラッと変わって、ギャグアニメになりましたー!!

3人:わー!(拍手)

愛美:キャラも多くてカラフルでドタバタしてて、観てて一瞬に過ぎ去りましたね。

未来:ホント、第1話は一瞬だったね~。トリオごとの紹介みたいな回なんだけど、わかりやすくて面白かったなぁ

彩沙:最初に漫才がはじまって、そのまま続いていくんかな? って思いきや、実は起こった出来事が漫才になってましたっていうサンドイッチみたいな構成がすごく面白くて…。

未来:そうだね、2話以降も観ていくとわかりやすいよね。

愛美:お笑いのアニメとしてネタをドンドン披露していくのかなって思ってたけど、日常のドタバタをお笑いとして描くんやなってわかって…。なんやろ、すごく幸せでした(笑)。

3人:(笑)

未来:突然の幸せ(笑)。

彩沙:結果、幸せ(笑)。

――みなさんも、当初はいわゆる青春キラキラアニメになると思っていたんですか?

彩沙:漫画みたいに、ヤングワイワイが何かの大会で優勝するまでの軌跡を描くのかと…。

未来:そしたら、台本見てビックリ! でもやっぱり高松(信司)監督が『銀魂』とかやられている方だったので、香ってはいましたよね(笑)。

愛美:ギャグアニメということで、台本を開いたら、よもぎが想像以上にツッコんでて…。なので今回はアフレコ前に『銀魂』をめっちゃ観て、ツッコミの研究をしていきました(笑)。

未来:みんなが自由にボケまくるから、ツッコミのメンバーが忙しいんだよね(笑)。

彩沙:アニメの内容に関しては、私たちも他のキャストのみなさんと同じタイミングで知ったので、「こんなにすごいものを用意してくださったんだ」って、感慨深かったですね。

愛美:漫画のときは、最初のキャラ設定やキャラデザインのアイディアを出させていただいたんですけど、アニメはあっという間にチームのみなさんが素晴らしいものを作ってくださって。もう本当に…幸せですね。

未来:2回目出ました(笑)。

3人:(笑)

 

漫画原案から作った我が子のような作品

――改めて、このてっぺんっプロジェクトは2019年1月に3人が出演したイベントがきっかけとなっています。漫画そしてアニメ化が実現しましたが、ここまで早かったですか?

未来:あっという間でしたね。2019年のイベントのときは、まさかこんなことになるとは思ってなかったし…。

愛美:2021年に漫画の連載がはじまってからは、あれよあれよという感じでしたね。

彩沙:その間にイベントもやって、グッズも作って、ボイスドラマもやらせてもらって。

愛美:「アニメを作りたい!」なんて言っても、そうそう作れるわけもないので…。本当に叶えてもらって嬉しいです。

未来:これが世の中に出て、みんながどんな反応をしてくれるのかが、楽しみですね。

彩沙:他のキャストさんに会ったときに、「てっぺんっ面白いですね」とか言わると、なんかすごい鼻高々で(笑)!

2人:(笑)

彩沙:自分のことみたいに嬉しくて…。「原案協力やらせてもらってます。。ありがとうございます(ペコリ)」みたいな。

未来:そう、キャストであり、スタッフでもあるみたいな、不思議な気持ち…。我が子を褒められたみたいな感じかも。

――今作では台本はもちろん、OPクレジットにも「原案協力」としてみなさんのお名前が載っていますが…。

3人:やったー、嬉しい!!

愛美:これ、世界初じゃない? YouTuber原案協力、YouTuberが実際に声をあてて…。

未来:声優YouTuberよ!

彩沙:声優としてミルキィとフェザーズがきっかけになってるし、チームYとしてYoutube活動やってへんと、できてへんかったし。どっちも大事。

愛美:声優Tuberを確立した作品なのではないかと!

 

ヤングワイワイ愛と魅力的なライバルたち

――漫画からアニメになって、ヤングワイワイの3人の印象はいかがでしたか?

彩沙:キャラクターの性格や輪郭がはっきり見えてきて、やっぱり面白い子たちでした。

愛美:漫画からの時間を経て、会話のテンポ感とか、さらにめちゃ仲良しになってる感じ。

未来:それはすごく感じたねー。よもぎが必ずツッコんでくれる安心感があって、2人がボケてる。

彩沙:のびのびボケてるよ

未来:のびのびよ(笑)。

愛美:迷うことなく(笑)。

彩沙:それがすごく心地よくて、「私たちチームYもこんな感じやんなぁ~」って思いました。自由にボケられる関係性って、絶対に仲良くないとできないと思うので。

未来:ホントに信頼関係が築かれてるなって感じがしますね。特にゆずはトリオじゃないところから入って、もうしっかりボケてますから(笑)。

愛美:キャラの声としても、大体は最初のテストで音響監督さんとやり取りして決めることが多いんですけど、『てっぺんっ』に関しては、最初に声出したものそのまんまで採用していただいたので、すごくやりやすかったですね。

未来:アフレコ前にも、配信で仮で声をあてたりしてましたけど、そのときの印象と変わりがなかったので、すっと入り込めました。いいトリオになってるなって感じがします。

愛美:やっぱり、仲がいいほどいいよな。特にヤングワイワイはそうやと思うし。

伊:確かに! お互いを思い合うのがヤングワイワイやな。

――さて、アニメでは各地方からたくさんの女の子たち、トリオが出てきます。特に気になるキャラクターはいますか?

彩沙:のぉー、みんないいんだよなぁー!

愛美:うーーん、迷う…。

未来:私、衝撃だったのが、シンリャクシャの(北斗)ちほりちゃんのまつ毛! お花みたいですごくかわいくて、しかも目の中もキラキラしてるの!

彩沙:ホンマや、かわいい!

愛美:私はセレブリ茶かなぁ。オープニング曲のセレブリ茶パートがめちゃめちゃ好きで。ゆったり「♪ハ~イソサエティ セレブリ茶~」って。

未来:あそこ、いいよねぇ。

愛美:この後のセレブリ茶回で、3人の関係性がすごい素敵で好きになっちゃったから、ぜひアニメで観てほしいですね。

彩沙:みんなホント魅力的なんですけど、あくだれ王国も絶対好きになると思います。もう濃くて(笑)。アフレコでもあくだれの後に収録することが多くて、毎回スタッフさんから「茨城弁に引っ張られないようにね」って、注意されて(笑)。

愛美:茨城弁が台本と全然ちゃうもんな。で、つられる。

彩沙:そう! てっぺんっの台本は、こちらで方言に直してくださいスタイルだったんですけど、茨城弁は跡形も残ってなくて、「ナニ言ってんやろ?」って思うぐらいで…。でもそれがすごくクセになるんですよ。

愛美:方言、強いよねぇ~。

未来:個性も強かった!

――みなさんも方言の相談をされたんでしょうか?

彩沙:関西弁については、あいみん(愛美)とお互いに「これどっちやったけ?」みたいに聞き合ったり。逆にお笑い的にとか聞きやすさで、標準語に戻すこともありましたね。

愛美:でも私が兵庫出身で大阪弁の発音が100%わかるわけじゃないので、あいあい(相羽あいな)が収録にいてくれたときにいろいろ教えてもらって、すごく助かりました。

未来:トリオごとのアフレコが多かったから、たまに他のチームと一緒になると楽しかったよねー。

 

OPラップに漫才にイベントが楽しみ!

――さきほど話が出ましたが、今回のオープニング曲がラップということで。初めて聴いたとき、いかがでしたか?

愛美:めっちゃ楽しそうって思いました!

未来:まさかラップで来るとは…、ビックリでしたね。

彩沙:これも内緒にしてたことだったので、何度口を滑らせそうになったことか…!

未来:ねぇー、ってくらいに、みんなに早く聴いてほしい。

彩沙:初めて聴いたとき、細かく聴きたくて、もう1周しちゃいましたもん。レコーディングもすごい楽しかったし。

未来:レコーディング、大変でした! 冒頭の「♪突きつけられる難題~」のところとか。

愛美:アクセントがね、やっぱ難しいよな。

未来:そう、あそこがホントに。今までで1番苦労したかもっていうくらい!!

2人:(笑)

未来:ライブ披露がヤバいかもしれない。ライブでラップとかやったことないから…。

愛美:ドキドキや。

彩沙:ホンマや。15人並んで歌うんかな? 圧巻ですよ!

愛美:楽しそう、盛り上がりそうですね!

――8月21日のイベントが楽しみですね。イベントといえば、3人は昨年9月のイベントで漫才ネタを披露していますが、またチャンスがあれば漫才に挑戦してみたいですか?

彩沙:やりたーい! 漫才めっちゃ楽しかったです!!

愛美:漫才も楽しかったし、コントもやってみたい!

未来:おぉー!!

彩沙:漫才はすごい突き詰めがいがあるというか…。

愛美:普段から一緒にいて笑いのツボとか似てるけど、いざ漫才ってなると間合いの好みとか出るんやなって。

2人:確かに。

未来:テンションとかもあるよねー。でも「チームYの漫才はこういうパターンです」みたいな、ひとつ型を作りたいね。

彩沙:作りたいね。

愛美:楽しそうやな。前回、チームYの中の人漫才はアメリカザリガニの平井さんに台本を書いていただいたんですけど、いろんな芸人さんに台本を書いていただけたら嬉しいです!

彩沙:キャラ漫才も楽しかったから、またやりたいな。

未来:アフレコを通してヤングワイワイもさらに成長したと思うんで、キャラ漫才も前回よりうまくできそう…。ていうか、漫画の大阪予選の決勝ネタはやってみたいな。

彩沙:あれ、面白かった!

――OPENRECで配信中の「ワイワイ荘」でも、お笑い企画に挑戦しています。キャストのみなさんが参加されるイベントはどうなりそうですか?

未来:そうですね、お笑いが好きなキャストのみなさんが多くて…。でも実際にお笑いをやるってことってなかなかないじゃないですか。そのなかで、初めての大喜利とかモノボケで、すごい才能を開花させた方がたくさんいらっしゃたので…。

3人:(笑)

未来:せっかくなので、ネタも見てみたいですね。

彩沙:見たいなぁー、みんなのネタが見たい!

 

3人が演じるキャラと作品の見どころ

――改めて、ご自身のキャラクターと作品の見どころについて、教えてください。

彩沙:そうですね、やよいちゃんはもうアホかわいくて、たまらないんですよね。天然ボケとはまた違くて、本当にわかってるのかすらもわからない、そういう突破力のあるところがすごくかわいいです。それでいて、いざというときはみんなを引っ張ってくれる力がある女の子なので、心強い存在だと思います。ヤングワイワイはこの作品のメインとして、「てっぺんグランプリ」に向けて突き進んでいく姿も描かれていますので、応援していただけたら嬉しいです。

愛美:よもぎはアニメの中で、ツッコミを頑張っております。どの場面でどんなツッコミをするのか、ツッコミの種類の多さに驚いて、研究して、お笑いについてすごく真剣に考えながらアフレコをしました。ので、その成果を見届けていただけたらなと思います。あと、アニメのよもぎちゃんはネコの口になっていることが多くて、キュッとしてすごくカワイイので、口元にも注目してほしいです。

未来:ゆずは一見、3人の中では常識人に見えるんですが、ボケるときはボケる。突拍子もなくボケるのが、すごくかわいくて面白い、メリハリのあるキャラクターです。この作品にはすごい細かいネタがいっぱい散りばめられていて、私たちもアフレコのときにはわからなかったネタとかポイントがたくさんあるので、目も耳も1ミリも離さず聞き逃さずに観てほしいです。テンポも早くて、ポップでかわいくて面白い作品なので、頭をすっからかんにして観て、癒されてほしいなと思います。

――はい、5ヶ月連続座談会ラストということで、本日はありがとうございました。

3人:はい、ありがとうございました~。

 

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愛美

響所属、兵庫県出身。『BanG Dream!』戸山香澄役、『D4DJ』山手響子役など。

 

伊藤彩沙

響所属、京都府出身。『BanG Dream!』市ヶ谷有咲役、『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』花柳香子役など。

 

佐々木未来

響所属、岩手県出身。『探偵オペラ ミルキィホームズ』エルキュール・バートン役、『けものフレンズ』ロイヤルペンギン役など。

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