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2022.08.18

【声優のトリオ座談会をネットで公開】月刊ブシロード 7月号に掲載された第4弾 櫻川めぐさん、葉月ひまりさん、豊田萌絵さんによるあくだれ王国の座談会の模様を特別公開!

TVアニメ『てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!』に登場する5組のお笑いトリオのキャスト3人が、座談会を開催する5ヶ月連続企画。今回は関東代表「あくだれ王国」の登場だ!!

関東ではなく茨城代表 地元愛が強すぎる3人

――てっぺんっ座談会にお集まりいただき、ありがとうございます。「あくだれ王国」は関東地区代表とのことですが…?

櫻川めぐ(以降、櫻川):関東というより、茨城ラブ!!

豊田萌絵(以降、豊田):トリオそれぞれ地元愛が強いと思うけど、1番じゃないかな(笑)。

葉月ひまり(以降、葉月):そうですね、茨城愛が強いです。

櫻川:地元色も1番出てる!

豊田:一発で茨城ってわかる! って、そうえいば、めぐち(櫻川)ひどいんですよ。みゆの髪型が水戸納豆なことに最終話まで気づいてなくて(笑)。

葉月:そうなんですか(笑)。

櫻川:そこは途中で気づいたことにしてー! なんかさ、キャラカラーも田舎っぽくて(笑)。

葉月:アースカラーですね!

2人:おー、オシャレな言い方。

豊田:やっぱ茨城は、こんぐらいの色が1番落ち着く(笑)。

――みなさんは、生まれも育ちも茨城なんですか?

豊田:そうですね。私は生まれて17歳まで茨城でした。

櫻川:私は茨城県桜川市出身で、芸名もそこから来てるんですけど…。「さくらがわ応援大使」と「いばらき大使」をやらせていただいているので、もう大手を振ってあくだれ王国を県民のみなさんに布教したいです!

葉月:私は茨城の中でも都会のほうで、今も茨城から東京に通ってるですけど。その分、訛りがあんまりなくて…。

豊田:そうそう、私が県北でめぐちぃが県西だから、訛り方が違うんだよね。私は東北訛りに近い茨城弁なんですよ。

櫻川:オレの地元は~、最近までバスも電車もないような閉鎖的な地域だったんで~、こてこてなんだぁ~(笑)。

葉月:私は全然訛ってなかったんですけど、この『てっぺんっ』のアフレコをするようになってから、茨城弁がちょっと出てくるようになっちゃって(笑)。

櫻川:わかる!! DNA的に3人は血が繋がっているので…。

豊田:出た、茨城県民すぐ血が繋がってるって言う説(笑)。

――方言監修も、ご自分たちでされていたんですよね?

豊田:事前に自分たちで台本を直して、お互い確認して。

櫻川:でも文字だけだとなかなかニュアンスが伝わらないので、あとは現場で直接話して伝えてました。

葉月:はい、かなり助けていただきました!

櫻川:3人とも訛りが微妙に違うので、茨城県民の方がアニメ観たらニヤリってできるかも!

豊田:でもめぐちぃの方言が強すぎて、意味が伝わらないからナシになったものも(笑)。

櫻川:「呼ばれっぺ、さあみんな(手を叩く)、呼ばれっぺ」

豊田:「さあみんなで食べましょう」って意味なんですけど、さすがにNGでした(笑)。

葉月:あと、印象に残ってるのはなんだっけ「ごじゃっぺ」? 存在は知ってたんですけど…。

豊田:まるで伝説(笑)。

葉月:今までは使い方がわからなかったんですけど、「バカタレが」みたいな意味なんだなって初めて知りました。

櫻川:そうそう、おじいちゃん先生に「お前ごじゃだな」とか「そんなごじゃっぺお前しかいないわ」とか言われてた。

豊田:私のほうは「いしけぇ」だったなー。世の中の悪口を全部まとめた言葉(笑)。

櫻川:オールマイティ(笑)。

豊田:「しょぼい」とか「しょうもない」みたいな意味で、「それめちゃめちゃいしけぇ」とか、そういう使い方かな?

櫻川:あと「もやい」!

葉月:それはわかります! 勉強になって楽しいです(笑)。

櫻川:でも実は「あくだれ」は全然使わないんですよ。

豊田:使わないねー。

葉月:「あくだれ」はどんな意味なんですか?

豊田:「クソガキ」かな?

櫻川:「クソガキ」とか、悪い部分が転じて、「あくだれついてんな」みたいな。

葉月:そうなんですね。

櫻川:ちょっと、このアニメ『てっぺんっ』から流行語が生まれちゃったら、私たち3人が授賞式に行きますよ―!

 

お笑いが好きすぎてもはややりたい!?

――今回はお笑いの頂点を目指す物語ですが、みなさんが好きなお笑い芸人さんは?

葉月:私は王道なんですけど、かまいたちさんとか千鳥さんが好きです。UFJネタとかイカ2貫とか、最高ですよね~。

2人:わかる!

葉月:特に漫才中に笑っちゃうのが好きで、「お笑いを心から楽しんでるんだな」みたいな。

櫻川:私は、ゆりやんレトリィバァさんと友近さんの即興でショートコントができるノリっていうのがすごく大好きで…。

豊田:めぐちぃと芸風が近い。

櫻川:それが転じて今、街裏ぴんくさんっていう…。

豊田:えー、猥談しか話さないおじさんでしょ(笑)。

櫻川:そう、ありがとう! おじさんが1人でずーっとベラベラしゃべってて、内容も面白いんだけど、それが全部嘘なの。

葉月:えー、全部嘘(笑)。

櫻川:嘘漫談がめっちゃ面白くって、もはや「やりたい」「目指したい」って思ってます!

豊田:私がもう本当に1番好きで殿堂入りなのは、霜降り明星さんです。オールナイトニッポンは聞き逃したことないし、超倍率のイベントにも当選して行ってきたんですよ。

櫻川:え、すごーい!

――皆さんのお笑い愛は十分伝わりました。では、この3人でトリオ漫才をやるとしたら、いかがでしょうか?

豊田:私はかなり前のめりでやりたいかも。

櫻川:イケるイケる櫻川が馬鹿なことを言って、もえし(豊田)がツッコんで、ひまりちゃんがまーまーってなだめて。みんなに「ひまりちゃん可愛い」ってに思ってもらう流れかな?

豊田:キャラでもみゆがボケで、みさおがツッコミで…。

葉月:ひなもボケですね。

櫻川:でも、みさおももえしもなんですけど、辛辣なツッコミと言えども、愛情をめちゃくちゃ感じるんですよね。

豊田:言葉も強めだし(笑)。

櫻川:そう。と思ったら、ひながガツンと決めてくるっていう。

葉月:そうなんですよ。ひなは実は茨城愛が一番強いので…。

豊田:そしたら、キャラそのままで自分たちもイケるかも。

 

3人が演じるキャラと作品の見どころ

――改めて、ご自身のキャラクターと作品の見どころについて、教えてください。

葉月:ひなちゃんは「茨城なんて」って言いつつ、実は茨城のこと大好きな女の子です。私も茨城が大好きなので、この作品を通して、ひなちゃんと茨城の魅力をみなさんにお届けできたらなと思います。一生懸命頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします!

豊田:茨城出身で茨城弁をしゃべるキャラがこんなに出てくる作品は今までないと思うので、これを機に茨城の魅力度を上げられるように、茨城を身近に感じてもらえたら嬉しいです。私自身もみさおみたいなイケメンで中性的なキャラをやってみたかったし、しかも私が大好きなツッコミという役割なので、すごくやりがいがありました。そのあたりの新しさも楽しんでいただけたらいいなと思います。

櫻川:今日この対談で、改めて「茨城県民って地元のことが大好きなんだな」って思いました。これを読んでいる茨城県民のみなさんも共感してるはず! そういう茨城愛を、県内だけでなく関東全域、そして日本全国に広めていきたいと改めて決意しました! そしてみゆ、また私の分身が1人増えたなってぐらい、もう大親友ですね。みゆとあくだれ王国を通して、茨城がてっぺん目指して頑張りますんで、応援よろしくお願いします!

 

 

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櫻川めぐ

S所属、茨城県出身。『BanG Dream!』宇田川あこ役、『ラブライブ!』綺羅ツバサ役(A-RISE)など。

 

葉月ひまり

エースクルー・エンタテインメント所属、茨城県出身。『D4DJ』日高さおり役、『りばあす』寿沙希役など。

 

豊田萌絵

スタイルキューブ所属、茨城県出身。『響け!ユーフォニアム』川島緑輝役、『BanG Dream!』松原花音役など。

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